POWERPLAY
2020年1月
morning powerplay
Face to Face / Rex Orange County
今月のモーニングパワープレイは、イギリスから世界各地で大ブレイク中の21歳、レックス・オレンジ・カウンティの最新アルバム「PONY」から”Face To Face”です。
作詞作曲演奏すべてをこなす本格派シンガーソングライターであり、ミュージカル風のオーケストラからピアノバラードまで、ジャンルに捉われないハイブリットな音楽性はタイラー・ザ・クリエイターやベニー・シングスなどの著名アーティストとのコラボでも実証済み!
アルバムタイトルの「ポニー」には深い思い入れもあり、若かりし頃の存在にも名前があるということ、ジャケ写を自身の顔にしたことも、若かったころの僕がどういう外見でどういう感情を抱いていたかを伝えたかった。僕はある意味”若い馬”のように感じていた、とコメントしています。
2020年のスタートに、心地よい歌声とメロディーで爽やかな朝をお届けします(近藤)
evening powerplay
イノセント・プレイ / Halo at 四畳半
super ending
Party All Night / FAITH
長野県伊那市発の5人組バンドのFAITH。メンバー5人中3人が日米のハーフというユニークなメンバー構成で、10代限定の夏フェス「未確認フェスティバル2017」ではファイナリストにも選出されています!
そんな彼らがメジャーデビューアルバム「Capture it」をリリース!
その中の1曲であるこの「Party all Night」は、一聴して心躍るダンスチューン♪5人が奏でるカラフルで骨太なサウンドは、2020年というミレニアムな年の幕開けにピッタリです!是非1か月間お楽しみください(^^)(土橋)
sound wave・friday on line
ロマンティカ / kaco
愛媛県出身、女心を代弁するリリックが魅力のシンガーソングライター・Kaco。去年、「たてがみ」同郷・高橋久美子さんと共作曲した事でも記憶に新しいシンガーですね。
最初に人前で歌ったのは、何とお台場のZepp DiverCity。
大ファンだった絢香さんと一緒に歌うという企画で、ファイナルまで残り、ステージデビューを果たしました。その大舞台で、「歌手になりたいんです」と宣言、そこから本腰を入れて音楽の道を歩み始めます。
そんな彼女の1月29日発売のミニアルバム「ノルカソルカ」の一曲目に収録されている「ロマンティカ」は、新たな一年をスタートさせるタイミングに相応しい、前向きで疾走感溢れる、チャーミングなチア・ナンバーです。
これまでも人生の分岐点に置いて「乗るか反るか」の大決断をしてきたKacoの歌声は、きっと誰かの前進を力強く支えてくれる事でしょう!(清水)
sound wave(23:55)
バレーコード / erica
今月は、恋の終わりを歌った切ない歌詞で、彼氏と過ごした時間や表情にまで想像力が広がる失恋ソングをお届けします。
“バレーコード”とは、ギターやウクレレなどで、複数の弦を指一本で押さえて音を奏でること。歌詞に登場する女の子は、彼氏に教わりながら一生懸命Bのバレーコードを引こうとし、彼氏はそんな様子を笑顔でみつめていたのでしょう。
次第にすれ違い、別れを決意した後も、忘れられない彼への思いが膨らむ未練の言葉が並んでいますが、ericaは、『恋の終わりは別れた時が終わりじゃない。相手を思い出にできた時、心からありがとうと思えた時が本当の終わりなのだと私は思います。』とコメントしています。
楽しかったあのバレーコードを弾いていた時間も、いい思い出と言えるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、忘れたくない気持ちにそっと寄り添ってくれるこの楽曲が包み込んでくれそうです。
切ない恋をしたことがある人、いましている人の心に響く歌声です。(森)